目次
1. アセットアロケーション・インデックス(AAI)
2. 現在のアセットアロケーション・インデックス(AAI) 2024年10月末現在
≪円建て≫
■成長型(指標)
■安定20型
■安定30型
■安定成長型
■成長型(6資産)
■高成長型
≪米ドル建て≫
■株式・債券型
3. AAIの利用方法
◇これから投資する場合
◇毎月積立で継続投資する場合
◇すでにインデックス投信などを保有している場合
4. 参考データ
1. アセットアロケーション・インデックス(AAI)
アセットアロケーション・インデックス(以下AAI)は、長期・分散・分割・
継続投資のために、開発されたインデックスです。
市場価格の大幅な変動に応じて、アセットクラスのリアロケーション
(資産配分の変更)を機動的に行います。
2. 現在のアセットアロケーション・インデックス(AAI)
2024年10月末現在の
AAIは、以下の通りです。(単位:%)
≪円建て≫
■成長型(指標)
資産区分 =国内株式:外国株式:国内債券等:外国債券等
基本配分 =25:25:25:25
AAI =25: 5:25:45
■安定20型
資産区分 =国内株式:外国株式:国内債券等:外国債券等
基本配分 =10:10:40:40
AAI =10: 2:40:48
■安定30型
資産区分 =国内株式:外国株式:国内債券等:外国債券等
基本配分 =15:15:35:35
AAI =15: 3:35:47
■安定成長型
資産区分 =国内株式:外国株式:国内債券等:外国債券等
基本配分 =20:20:30:30
AAI =20: 4:30:46
■成長型(6資産)
資産区分 =国内株式:国内REIT:国内債券等:外国株式:外国REIT:外国債券等
基本配分 =12.5:12.5:25.0:12.5:12.5:25.0
AAI =12.5:12.5:25.0: 2.5: 2.5:45.0
■高成長型
資産区分 =国内株式:外国株式:国内債券等:外国債券等:新興国株式:新興国債券等
基本配分 =20:20:20:20:10:10
AAI =20: 4:20:36:9.5:10.5
≪ドル建て≫
■成長型(株式・債券)
資産区分 =外国株式:外国債券等
基本配分 =50:50
AAI =10:90
3. AAIの利用方法
当会考案のアセットアロケーション・インデックス(AAI)を参考に、各アセットクラスの最適な配分を行い、ベスト・ファンドを目指します。
以下に、■成長型(指標)のAAIを利用する場合の考え方をまとめました。
成長型(指標)の株式の基本配分比率は、国内株式25%、外国株式25%を基本とする。 但し、株式相場の大幅な変動時には、機動的にリアロケーションを実施します。 国内株式、外国株式はともに、それぞれ5%~50%の範囲を設定しています。
2024年10月末現在の■成長型(指標)AAI
は次の通りです。
資産区分 =国内株式:外国株式:国内債券等:外国債券等
基本配分 =25:25:25:25
AAI =25: 5:25:45
◇これから投資する場合
もし余裕資金が1000万円あるという場合には、国内株式に250万円分、外国
株式に50万円分・・・・というように配分して投資します。
◇毎月積立で継続投資する場合
[5年以内]
毎月1万円積み立てるという場合は、
国内株式に1万円の25%の2500円、外国株式に1万円の5%の500円・・・
という配分比率で積み立てを継続します。アセットアロケーション指数が
変化した場合は、同様に積立金額を変更していきます。
[5年超~]
毎月積立金額の50%を国内株式に、50%を外国株式に配分し積み立てを継続します。 積立投資分の合計時価評価金額が目標金額に到達した段階から、AAI比率を適用する。
なお、新規資金の積立投資配分比率は継続する。
◇すでにインデックス投信などを保有している場合
AAIを基準にしてリバランスを行います。仮に保有ファンドの時価合計が1000万円という場合には、リバランスの結果、国内株式に250万円、外国株式に50万円・・・・となるように、各アセットクラスの調整を行います。
配分比率の変化については、各ウェイトの±5ポイント(±20%)の範囲内は、 許容範囲であるとし、一般的には無理にリバランスする必要はないとの考えもあります。
4. 参考データ
株式相場が大幅に上昇した場合や、大幅に下落した場合には、ポートフォリオの
リアロケーションを実施することも必要です。
■成長型(指標)の参考データを以下に掲載します。
資産バブル(1989年末)、ITバブル(1999年12月)、ITバブル後の安値圏(2003年3月)、リーマンショック前年末の 高値圏(2007年12月)、リーマンショック後の安値(2009年3月)、 等でのアセットアロケーション指数は次の通りです。
資産バブル(1989年末)
国内株式:外国株式:国内債券等:外国債券等= 5:25:45:25
ITバブル(1999年12月)
国内株式:外国株式:国内債券等:外国債券等=25: 5:25:45
ITバブル崩壊後の安値時(2003年3月)
国内株式:外国株式:国内債券等:外国債券等=42:26: 8:24
リーマンショック前年末 (2007年12月)
国内株式:外国株式:国内債券等:外国債券等=29:25:21:25
リーマンショック後安値(2009年3月)
国内株式:外国株式:国内債券等:外国債券等=43:37: 7:13
※2021年11月の高値圏(11月5日)
国内株式:外国株式:国内債券等:外国債券等=25: 5:25:45
※2020年3月の安値圏(3月19日)
国内株式:外国株式:国内債券等:外国債券等=33:25:17:25
■成長型(指標) AAI 年末ベース 1999年末~ 年末 ⇒ 国内株式:外国株式:国内債券等:外国債券等 2023年末 ⇒ 25:11:25:39 2022年末 ⇒ 25:17:25:33 2021年末 ⇒ 25: 6:25:44 2020年末 ⇒ 25:14:25:36 2019年末 ⇒ 25:19:25:31 2018年末 ⇒ 29:25:21:25 2017年末 ⇒ 25:22:25:28 2016年末 ⇒ 29:25:21:25 2015年末 ⇒ 28:25:22:25 2014年末 ⇒ 31:25:19:25 2013年末 ⇒ 32:25:18:25 2012年末 ⇒ 40:25:10:25 2011年末 ⇒ 42:28: 8:22 2010年末 ⇒ 39:27:11:23 2009年末 ⇒ 39:27:11:23 2008年末 ⇒ 40:33:10:17 2007年末 ⇒ 29:25:21:25 2006年末 ⇒ 26:25:24:25 2005年末 ⇒ 26:25:24:25 2004年末 ⇒ 35:25:15:25 2003年末 ⇒ 37:25:13:25 2002年末 ⇒ 40:25:10:25 2001年末 ⇒ 37:22:13:28 2000年末 ⇒ 33:15:17:35 1999年末 ⇒ 25: 5:25:45
≪ご注意≫
本資料で表現している国内株式、外国株式、新興国株式、国内債券等、外国債券等、新興国債券等、国内REIT、外国REIT等の各アセットクラスにつきましては、
十分にリスク分散されたインデックス系のファンド等を想定しております。債券等には債券型の投資信託以外の現金等を含みます。
株式、債券などの個別商品、個別銘柄に投資することを想定していません。
本資料は情報提供を目的としてのみ作成されたものです。
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